国際プレゼンテーション協会では、研究活動の一環として各専門分野におけるプレゼンテーションを研究するチームを立ち上げています。
協会会員が自主的に自らの専門分野におけるプレゼンテーションの特殊性や独自性を研究し、それぞれの現場で実践をしています。研究・実践活動の結果については、本サイトでの活動報告だけでなく、それぞれの分野におけるセミナーやシンポジウムなどでも成果発表をおこなっています。
各研究チームでは、常時メンバーを募集しています。チームに参加されたい方は、協会事務局までお申し込みください。
物理的に例会に参加が困難な方でも、インターネット環境があればご参加いただけますよう、電子会議室や共有フォルダなどが活用できるグループウエアでバーチャルな活動もおこなっています。
また、新たな研究チームを立ち上げたい会員の方は、協会事務局にご要望をお寄せください。
目次
1.教育プレゼン研究チーム
2.法廷プレゼン研究チーム
3.製薬プレゼン研究チーム
教育プレゼン研究チーム
1.教育プレゼン研究チームの活動目的
(1) 子供たちにプレゼンテーション力をつけるための指導法の確立。
(2) その指導法の普及。
2.活動内容
(1) プレゼンテーションの理論に基づいたテキストの作成。
(2) プレゼンテーションの理論に基づいた指導事例の蓄積。
3.活動の形式
グループウエアで常時情報を交換しています。必要があるときに集まって会議をしています。2ヶ月に1回くらいのペースですが、チームで個別に集まったりすることもあります。1年に1回、仙台市の教育センターにて「仙台市教育課題研究会」で成果を発表しています。
4.これまでの活動と今後の予定
これまで、10人程度のチームとして活動しています。担任している学年ごとやプレゼンテーションの理論に基づいたプロセスごとの小グループに分かれたりして研究と実践を積み重ねております。これまで、小学生用のテキストを試作しIPSのWebページにて公開いたしました。
これからは、教育課程にプレゼンテーションの理論を適用し、効果のあった実践をたくさん作っていきたいと考えています。また、テキストの質を高める活動や指導法の普及活動もしていきたいと考えています。

例会での活動 IPSグループウエアでのバーチャル活動
5. 研究チームの特長
(1) IPSからの異業種のアドバイザーよりアドバイスを受けて活動していること。
(2) チームとして組織的に活動していること。
(3) メンバー自身のプレゼンテーションスキル向上に取り組んでいること。
6.メンバー紹介
現在11名で活動しています。10人が仙台市内の小学校の教師で、1人がアドバイザーとして参加している一般企業の方です。
仙台市の小学校教員で特別活動に興味のある人たちが有志で「仙台特活ネット」という勉強会を開いています。登録メンバーは30人くらいですが、その中からさらにプレゼンテーションに興味のある人達が今回IPSに加入し、研究活動に参加しています。
7.リーダーからのメッセージ
現場の先生方は、子供たちの発表について、さまざまな悩みを抱えていると思います。たとえば、
「子どもが発言をするときに、だらだらしない発表方法はないのだろうか…」
「朝のスピーチをうまくする方法はないのだろうか…」
「発表は、声が大きければそれでいいのだろうか…」
「総合的な学習の発表内容に、子ども本人の意見はあっただろうか…」
「パワーポイントのスライドがすごければ、すぐれた発表なのだろうか…」
「この発表は、聴き手にどれだけ伝わっているのだろうか…」
「この発表を聞いて、聴き手は何かメリットがあったのだろうか…」
この教育プレゼン研究チームでは、こんな悩みを解決します。 小学生の段階から系統的にプレゼンテーションの理論に基づいた指導をしていくことで子どもの発表力は大きく変わります。
この未開拓の分野をみなさんといっしょに作り上げることができれば幸いです。
教育プレゼン研究チーム
リーダー:奈良理香(正会員)

法廷プレゼン研究チーム
1 活動目的
2009年から始まる裁判員制度に備え、法廷におけるプレゼンテーション技術を身につけ、被告人の正当な権利を守る。
2 活動内容
法廷プレゼンテーションの研究
裁判員裁判における冒頭陳述、弁論の実演、相互評価
具体的な活動内容としては、
(1) 調査研究:裁判員分析、法廷戦略の立て方
(2) 実演研修:裁判員の心をつかむ冒頭陳述、弁論、尋問技術
(3) 研究発表
3 活動の形式例会(不定期)の開催、グループウェアによる議論
これまで、3ヶ月に一回程度の研究会とのグループウエア上にて実演、フィードバック、意見交換を行ってきた。
今後は、例会を定期的なものとし、活動頻度を増やしていく予定である。
4 メンバー紹介(50音順)
大杉光子弁護士 こもれび法律事務所
小原健司弁護士 田畑総合法律事務所
金岡繁裕弁護士 名古屋南部法律事務所
志水芙美代弁護士 つくし法律事務所
塚本誠一弁護士 塚本法律事務所
辻孝司弁護士 辻法律事務所
遠山大輔弁護士 白浜法律事務所
中野勝之弁護士 アクシス法律事務所
古川美和弁護士 京都法律事務所
松山馨弁護士 小出重義法律事務所

例会での活動 IPSグループウエアでのバーチャル活動
5 チーム・リーダーからのメッセージ
研究チームは、今のところ、京都弁護士会所属の弁護士6名が参加しています。いずれも弁護士になって10年程度までの若手の弁護士ば かり(50期代)ですが、従来から刑事弁護に熱心に取り組み、裁判員裁判が始まったと
きには、自分たちが中心となって担っていかなければならないとの意気込みで取り組んでいます。
裁判員裁判では、弁護士はこれまでとは全く発想を変えて、裁判に臨むことが必要となると考えています。メッセージの受け手である裁判員が間違った判断をしてしまうことがあるとすれば、それは、裁判員に正しくメッセージを送ることができなかった弁護人の責任です。
この研究会では、被告人の権利を守るため、裁判員裁判における弁護技術の研鑽を目指します。国際プレゼンテーション協会の支援により、未開拓の裁判員制度について、最先端の問題意識を持って議論を展開し、プレゼンテーション技術を磨くことができていると自負しています。
法廷プレゼン研究チーム
チーム・リーダー:辻孝司(正会員)

製薬プレゼン研究チーム
1.活動目的
MRのプレゼンテーション(説明会)スキルを向上させる
2.活動内容
MRが行っているプレゼンテーションについて、医療関係者のアンケート調査(調査結果報告:MRの説明会におけるプレゼンテーション実態調査)を実施し、レベルアップしたプレゼンテーションスキルの研究・開発を行う
3.活動の形式
IPS会議室、会員会社の会議室、外部研修施設にて、月に一度程度のミーティングを行っている
4.これまでの活動と今後の予定
八幡理事長の指導、インストラクター養成講座への参加、自社企業内での教育研修の経験に基づき、プレゼンテーションスキルプログラムの研究・開発を行った。現在各人の所属組織において研修を実施し、その成果を持ち寄り、研修プログラムの改善・改良を図ることを目的としている。第一期の研究は2007年秋に終了を予定している

IPSグループウエアでのバーチャル活動